2007年10月～2009年10月にかけて、開発支援の要請を受けた【六角堂】です。
基本は、リサイクル・リユースが容易なことです。
そのため、屋根にはアルミ材を用い、壁や床には再生紙(バイアス＝コア)を使っております。
構造材の数量削減のため、六本柱ではなく三本柱構造となっており、中心部と隅角部とをワイヤーで緊縛させることで、バランスを取っております。
(震度７でも倒壊しません)
また、三本柱の副産物として、山地などの傾斜地を整地せずに建築できる特徴があります。
六角堂プロジェクトのメンバーが参集して、日産のスマートハウスの設計製作に携わりました。
内外装は、デザイナーのDOL社が、長年に渡り手掛けてきたバイアス＝コアとなっております。
本案件で、弊社が果たした役割は、あまりありませんでしたが、記念碑的な作品となっておりますので、紹介させて頂きました。
他にも色々な案件で、お手伝いさせて頂いておりますが、画像としてお見せ出来ないものが多いため、紹介記事としては、このぐらいになります。
文字情報だけで伝えすると、
- ねじを使わない躯体の設計開発
- 非対称形状の密封容器をプレスで製作
- 電子デバイス用ケースのコーディネート
- 基礎研究論文から実用特許取得までの
トータルサポート
等々が挙げられます。